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2014/12/25
Sankaku Tentの企画 その1

現在、製作しているSankaku Tentについてお話します。
今回は、「いつから」製作し始めたかについてです。

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計画自体は、おおよそ2年前(2012年)ぐらいまでさかのぼります。
当時、このテントを作ろうと思ったきっかけは、普段私が山で利用しているテントよりも軽く、ツェルトよりも使い勝手いいモノを考えていました。
たとえば、普通のテントだと重さがどうしてもネックになります。また、軽いテントは最近はたくさん出てきていますが、軽さと比例して価格も上昇傾向にあります。
一人用テントの価格はおおよそ3万から5万、海外製のものだと6万以上のモノもあります。
社会人になってそれなりに給与があるにしても、一つの装備に何万もかけるのはなかなかお財布の痛いところです。

最近のウルトラライトハイキングの定番になっているツェルトですが、価格や安い分、本格的にテントとして使うには使い勝手が悪いように思います。
たとえば、テントの下側が閉じることができないため、風や雨が下側から入ってきますし、底面がヒモで固定しているせいで、側面から水が浸みだしてくることもあります。
特に下側が閉じることが構造上できないせいで、雨風はもとより、虫などが入ってきたりもします。
ツェルトで寝ていたら、横にでかいムカデが這っていたとか、蛇が入ってきたとか、結構その手の話題が多いのもツェルトの特徴かも知れません。

また、テントでもツェルトでもそうなのですが、長尺が大概200mmから210mmが定番のようで、ドーム型のテントの場合、使える部分はそこから-20mm程度は引かなければなりません。
実は私は身長が183cmもあり、大概の一人用テントは小さく、寝るときは足を丸めて寝なければなりません。ツェルトですと220mmある大型のモノが販売されていますが、ツェルトの場合は下側があいてるために結構寒い事を我慢しなければなりません。
そういったこともあって、次のようなテーマでテントを作成しようと考えました。

・軽く
・安く
・ツェルトよりも使い勝手がいい
・テントよりも広く
・できればメイドインジャパンで

現在作っているモノを上記の設定を考えた上で製作しています。
まだもう少し時間はかかりそうですので、もう少々お待ち下さい。

その2では実際の製作原案なども含めた話をしていこうと思います。
では!