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登山アイテムとして今回は私が持っているハンディ無線に関して紹介しようと思います。
私が持っているのはVX-8GとVX-3というハンディタイプの無線機です。
最近の山ではDocomo携帯がそれなりに入るようで、この手の無線機を持つ人は大分減っているようですが、しかし人手が多いのに携帯が一切入らないような山もわりとあったりします。
たとえば、尾瀬ヶ原周辺等は人手が多く開けているのに携帯はほとんど繋がりません・・・唯一auがたまに繋がったりしますがそれも真ん中あたりでは一切入りません
また、丹沢や奥多摩も谷に入ってしまうとさくっと圏外になったりして油断できません。
こんな時にハンディタイプの無線機があると安心して登ることができます。
中には山の上で通信するのが目的で登山をする人がいますが、私の場合は純粋にライフラインの確保のためで、登山中何もなければ無線機自体を出す事はほとんどありません。ちなみにアマチュア無線を使う上でアマチュア無線の免許がいりますので、私も最低限の4級を所有しています。
特に、私の場合夏の登山で妻と登る以外は基本ひとりで登りますので、如何に安全対策を行うかが重要になってきます。ですので、このハンディ無線もその一つとなるわけです。
大概の山小屋では無線機は常にON状態になっており、144/430MHz(144MHz帯の待機は145MHz、430MHz帯では433MHzあたりが待機となりますので、何かあった場合はそのどちらかで呼びかけをすれば、Watchしている人がいるかと思います)でエマージェンシーコールを行えば、確実に誰かは拾ってくれるので、何かあったときでも助けて貰える可能性が高くなります。
また、私が持っているVX-8GはGPSが内蔵されているので、自分の位置などかなり正確に相手に伝えられ、それだけでも見つけて貰える確率をぐっと上げることができます。また、八重洲独自の機能であるAPRSという無線を通じて自身の位置をアップでき、それをGoogle Maps APRSを使って他者でも確認できるので、家族にコールサインを教えておくだけで、自分の位置を確認して貰うことができます。
このように未だ携帯よりもかなり重要度が高いと思うのですが、やはり最近山に登っている人は無線機を持って行っていませんね、寂しいもんです。