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今回は燃やす編 その9として、家族とか大人数向けにもってこいなJETBOIL社製 「Helios」を紹介します。
JETBOIL社製 「Helios」ですが、私の場合通常嫁と登山をする際、それも泊まりで登るような場合に持っていくガスストーブです。
写真では大きさが分かり難いですが、それなりに大きいものですので、ひとりの時には流石に手に余ります。
そんな大サイズのガスストーブであるHeliosですが、それなりに人気のあるガスストーブです。理由は、液出しと呼ばれる独特なガス噴出機能を持っているためで、このHelios以外だとMSRやOPTIMUSなどで売られています。
この液出しですが、OD缶を逆さにすることで気化ガスを使わず、液体のまま使うことができるので、寒冷地でもよっぽどの事がない限りガス圧低下がありません。ですので、冬季登山、特に雪山などで重宝します。しかし、残念ながら日本では仕様の問題により販売できないことになっています(液出し自体が駄目というわけでなく、実際スノーピークのメタルクラブGS320など液出しストーブはあります)。
海外の版のHeliosを買う場合は個人的に輸入するしか方法がないのが実情ですが、自己責任というか、本来的に日本での使用が認められていないものですので、使用自体が違法になります。
とはいえ、液出し自体、他のセパレート型ガスストーブでもできたりするものですし、実際雪山で液出しで使用している人も多いようです。
さて、話を戻して、Heliosの機能ですが、実際液出しができるということだけでなく、JETBOILからフライパンなどのオプションが出ているので、外でアウトドアクッキングなどができるというのもメリットかも知れません。そういう意味では登山というよりもキャンプに使うのがいいかもしれませんね(私の場合は、キャンプにはコールマンのツーバーナーストーブを使いますけど)。
また、上蓋や底蓋がそのままお皿になるというのも面白いかも知れません・・・・取りあえず、最低二人分の皿は確保できるので、なかなか便利です・・・・家に帰ってからの後片付けは大変ですけどね
ソロで登る人にはそれほどメリットがないHeliosですが、家族や多人数で登るような人には、選択肢の一つとして入れてもいいと思います。
どうでしょう?