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今回は燃やす編 その10として、バイカー必須のストーブであるOPTIMUS社製 No.123R SVEAを紹介します。
るOPTIMUS社製 No.123R SVEAですが、登山者も使うがバイカーも使うというちょっと変わったストーブです。
元々はOPTIMUS社が買収した会社が作っていたもので、実は今でも普通に生産・販売されているロングランヒット商品です。ちなみに1950年代から販売され、2015年の今でもほぼ構造は変化なしで売られている製品であり、発売当初からほぼ完成された製品といえるでしょう。
このSVEAですが、人気の秘密は白ガス、赤ガス(赤ガスの使用は公式には認められません)が使えるというのが大きいのかも知れません。
バイクツーリングで使う場合、燃料に赤ガスが使えるというのはかなり大きく、バイクのタンクから直に燃料が補給できるわけで、ガス切れなどの心配がありません。また、大きさもほどよく小さく、重さを抜きにすれば(というか、バイカーの人は極度に重くなければ多少の重さはわりと無視できますよね)、ベストな1台といえるかも知れません。
山で使う人は大概スノーピークのクッカー(アルミ製、チタン製どちらもありますが)に入れて使うのがわりと多いようです。また、他社オプションとして、私も持っている定番アイテムのミニポンプやSVEAのジェット音がうるさいという人には消音ヘッドなどが販売されています。
海外にトレッキングに行く場合、ガス缶は航空機に乗せられませんが、液体ガスを使ったストーブであれば燃料を現地調達すればいい訳で、特に赤ガスが使えるSVEAは実は海外に行くトレッカーにも人気が高いという話もあります。
重さが結構あるので、UL系の人や連泊で登るような人には向かないとは思いますが、それ以外の人は使ってみてもいいかもしれません。