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2015/02/09
私の登山アイテム 燃やす編 その14 MSR社製DRAGONFLY

今回は燃やす編 その14として、MSR社製DRAGONFLYを紹介します。

MSR社製DRAGONFLYといえば、定番中の定番ストーブといえるかも知れません。
今のガス式ストーブがかなり普及している昨今でもDRAGONFLYを使っている人はかなり多く、知り合いの方でも未だ他の製品を使わず、DRAGONFLY一本という人もいるぐらいです
。また、やはりバイクツーリングをしている人にも人気のある製品です。

さて、なぜこんなにこのストーブが人気があるかといえば、白ガス、赤ガス、灯油、軽油と多くの燃料が使えることでしょう(俗にいうマルチフェール機能ともいいます)。
これだけ使えると、ある意味何か燃やす燃料があれば大概はDRAGONFLYが使えるということで、そりゃ人気がないわけがないです。ちなみにマルチフェール機能を持ったストーブはこれ以外に同じMSR社製のウィスパーライトインターナショナルとOPTIMUS社製Nova+がありますが、やはり人気があるのはこのDRAGONFLYといえるでしょう。

短所として上げられるのは、その燃焼時の音と大きさですが、音に関しては個人的にはこれを使っていて文句をいわれたことがないので、個人的に許せる・許せないはともかく、短所といえるほどでもないかと思います。海外のサイトですと、社外品でサイレンサーなどが発売されており、それを使うとかなり音が軽減されるようです(ただし8,000円弱もしますので、個人的にそれだけの為に買う気はさらさらないですけど)。
また、重さに関していえば、ガスストーブと比べるとやはり重いといえるかも知れません。ただし、連泊するような山行の場合、ガスストーブだと燃料が心ともないという事を考えると、DRAGONFLYと1リッターの燃料を持っていくというのはそれほど間違った選択ではないかと思います。

結局、定番的なことをいえば、どのような登山なのか、その場合重さ重視なのか利便性重視なのかということになると思います。
ただし、DRAGONFLYでのテント内での燃焼は本当に危険なのでやめましょう。普通のガスストーブと違って燃焼部の下はかなり熱くなるので、普通に焦げますし、ナイロンであれば溶けてしまうこと間違いありません。