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2015/01/22
私の登山アイテム 燃やす編 その8 JETBOIL社製 「SOL TITANIUM」

今回は燃やす編 その8として、私が山に持っていく定番ストーブであるJETBOIL社製 「SOL TITANIUM(またはJETBOIL SOL Ti)」を紹介します。

JETBOIL社製 「SOL TITANIUM」ですが、私が一番山に持っていくのが多いガスストーブです。私がこれを多用するのは、コンパクトで、お湯が沸くスピードが他のストーブよりも速く、使い勝手いいというのが理由です。
コンパクトさに関しては、もっとコンパクトなものがあるじゃんかって思う人もいると思いますが、湯切りがついた蓋とか、計量カップがついているカバーとか、なかなか他のものがついているのがいいです。
また、このSOLシリーズ(私が使っているはチタンでできたものですが、他にアルミ製のものもあります)は寒冷地でも比較的安定して使えるようにレギュレーターという機能が入っています。寒冷地でガスを使う場合は、通常寒冷地用のガスを使用するのが鉄板ですが、SOLの場合は−6度までは通常のガス缶が使えるという優れものです(寒冷地用のガス缶は若干高いのです)。

それ以外にもこのSOL TITANIUMの場合、通常のSOLに比べて若干重量が軽い(旧型に比べて-150g程度)というのがありますが、一番の利点はTITANIUMですので、お湯が沸くのが速いということです。お湯が速く沸くということはつまりガスを余分に使うことがないので、ガスが節約できるということで、エコというよりは重量にも関係してきます。
よくあるパターンとしてはガスバーナー自体は軽いものを持ってきているのに、ガスタンクが大きくて実は大して容量が軽くなっていないというパターンがあるのですが、JETBOILの場合は専用のガス缶に小さいものが販売されているので、これを避けることができます。
つまり、速く沸くというのは正義といえなくもないです。

さて、いいことずくめっぽいぽいSOL TITANIUMですが、欠点もあります。それはチタン製ということもあって熱伝導がよすぎて空焚きするとフィン部分が燃えてしまうということがあります。そのため、このSOL TITANIUMの場合、沸かしていいのは水のみ、それ以外は絶対使っちゃ駄目と注意書きにも書かれています。これは結構大きい制約で(個人的には)、これを使っての料理ができなくなります。ですので、あえてSOL TITANIUMを買わず、ただのSOLを買う人もいるぐらいです。
私の場合は、大概リフィールヌードルとアルファ米、後はインスタントスパゲティとかですので、基本お湯が沸かせれば何ら問題ないので、実はそれほど苦でもないのですけど・・・
ちなみに、インスタントスパゲティですが、お湯を沸かしておいてスープと麺を入れて5分間放置すればでき上がります(一応は5分間沸かせと書いてますが、沸かさなくても問題ありません)。

ガスストーブに関しては、個人個人色々な意見がありますので、私のいっていることが鉄板という気はありませんが、JETBOIL SOL TITANIUM、結構いいですよ。